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今日のテーマは”漏れる”と”筋肉”です。 先日とあるポンコツが「歳をとってウンコが我慢できなくなった」と言ってました。 そう。僕も元々ウンコにまつわるトラブルは多い人生を送っておりますが確かに加齢と共にその「時間」は短くなっているような気がしておりますがその原因は「筋肉の衰え」だと思ってた。 でもね。 便意も尿意も「したい」という欲求ありきの話ですよね。 筋肉の問題は「出ちゃう」となってからの話なのでなんで「出ちゃう」のか、の問題ですよね。 よくわからないのが、この「出ちゃう」仕組み。 まぁ、「出ちゃう」のはウンコとオシッコ以外にも色々あると思うんですが、どれについても「出て」欲しくないのに「出ちゃい」ますよね。 前述した糞便系については「出ちゃう」と大問題な事は言うまでもありませんが、 例えば男子のアレも「出ちゃう」とプライドに関わる問題ですし女子の「なんか出ちゃう」も自分の部屋だと大変な事になりますよね。 とにかく「出ちゃう」のは問題なんです。 そんな事より話題を「何故出ちゃう」のかに戻しましょう。 当たり前の事ですが、再認識が必要なのは便意と言うのは老廃物などを体内から排泄物として体外に出したいという欲です。良く分からない分類のうちで「生理的欲求」そして臓器起因の臓器発生的欲求という分類がされるそうです。 つまりは、例えば承認要求のような社会的、対外的に認められたいという脳や意識から発生する要求と異なりもっとベーシックな要求であると言えます。 しかし一方で、便秘がひどくならないうちに出しておきたい、とかこれから長く電車に乗るので乗る前にトイレに行っておこう、とか割と意図的に制御するのも便意・尿意です。 同じようなものに食欲があると思います。 唯一にして最大の違いはこの欲求が制御不能に陥るかそうでないか、の違い。 いやいや、食欲だって爆発するじゃないですかと思うでしょうけれど食べ物を目の前に食欲が抑えきれないというのはわかりますが空いている便器を目の前にしながら漏らす人はいないので(間に合わなかったパターンではなく)少し欲求の毛色が違うと言えましょう。 ではここで排便のシーケンスについてタイムラインに沿って考えて行きましょう。 まず最初に感じるのは便意ですよね。人によって違うのかも知れませんが、お腹がコロコロ言ったり、単純に「あ、うんこしたい」と思うのがすべての始まりだと思います。 僕の中ではここで「タイマーがセットされる」と定義しています。 このタイマー値については実にバリエーションに富んでおり、異常にタイマー値が長いものや、便意自体が消滅するパターンもありますね。僕の中でタイマー発動中に最大で移動した距離は川崎スタートの大阪のホテルFinishです。2週連続で達成した実績がございます。特に何の自慢にもなりません。 そんな中、最も警戒すべきは僕が「早いヤツ」と呼んでるヤツです。 早いヤツ、は基本的にタイマー値が短い事も問題ですがその欲求の強さも問題だと思います。 欲求の強さとは、言い換えると「意識の占有率の高さ」とも言えます。 簡単に言うと考えることが「うんこしたい」に侵食されるかを指します。 つまりタイマー値が短くても、欲求が弱いと意識の外に追い出すことで「一時停止」が掛けられると思います。 が、逆に欲求が強いと常に「そのこと」が意識の中にあり、タイマーのカウントダウンが止まりません。更に悪い事に意識の占有率が高いので、正常な思考力が保てません。 軽いパニック状態に近く、通常なら冷静に判断できる内容も判断を誤ってしまうことがあります。 要するに、ここから最も近いトイレは?で想像する最善の選択肢を間違ってしまったり見知らぬ土地だった場合に「トイレがありそうな場所」で想像する施設を間違ったり。 そういう現象が起きるのも「早いヤツ」の恐ろしいところです。 前置きがいつも以上に長くなりましたが、「歳をとって余計に我慢できなくなった」が示すものは この「早いヤツ」のタイマー値を指します。 いや、正確には「早いヤツ」のインフレ、パワーインフレですかね。 要するに100年に一度の最強台風とか、史上最強の敵みたいな タイマー値が最短で、占有率が最高のヤツが、度々記録を更新して襲来する感じです。長く続いたアニメの敵が後半に行くに従い敵の強さがおかしな感じになるヤツと似ていますが、驚くべき差はアニメと違い、こちらはさほど能力強化はされていない、という事です。 ギアも上がらないし念能力も使えません。 増えているのは老練な知恵と過去の苦い失敗くらい。 えーここまで長々と書いたんですが、正直核心部分の根拠が皆無なんですよ。 かつて15分くらいだった早いヤツのタイマー値が最近では5分くらい、最強クラスが来ると1分切るヤツもいます。 世の中的には最速レコードが更新されるという事は喜ばしい快挙として扱われますが、僕の中では早いヤツの最速レコードが更新されると畏怖しかわきません。 なぜこのタイマー値が短くなるのか。 僕のお腹はアニメの世界観ではないので、自発的に便意と戦うようになってからの45年を超える物語の中で宿敵が強くなる必要性が存在しません。筋肉の衰えとは関係がないので、臓器が残りの寿命に合わせてタイマー値を調整している説が濃厚です。 人間は赤子として生まれ死ぬ頃には赤子に戻る、みたいな説もありますので便意を我慢する必要がなかった赤子時代に戻っていくための準備段階説をここに提唱します。 最後には大人用オムツに宿敵と戦う事のない世界を見出すのかも知れません。 僕の中で今までの人生で最大の敵は「品川駅の多目的トイレ」で戦った敵で間違いないのですが・・要約すると10分以上停車しないほぼ満員の快速電車の中で早いヤツと戦った挙句やっと停まった駅のトイレに駆け込むも個室は満員で長蛇の列。もはやこれまで、と自決場所を探そうと思った瞬間に開いた多目的トイレ。 九死に一生を得るとはこの事と安堵した瞬間に何故か開く多目的トイレのドアとその向こうに見える改札口へ急ぐ雑踏の波。 閉じるボタンまでは2m強、ズボンとパンツは足元、手にはトイレットペーパー。 まぁ、こう考えると敵が強かったというよりは、敵を倒したものの敵の罠にハマり道連れになるピンチ、という物語なので、最強と定義するに相応しいか悩ましいものですね。 しかし、今年の最強は間違いなく「リモートワークうんこ」です。 事が起きたのは本当につい最近の10月初旬。基本的にリモートワーク主体の生活になったので、お客さんとの会議もリモート会議です。僕はMacBook Proを仕事用に使っているのですが、このパソコン心無しか他のパソコンよりも内蔵のマイク性能が良い気がして、かなり遠くの話声や物音もマイクで拾ってしまう事に気づいた後の話です。 基本的に会議は割と長く、2時間コース。2時間自分が喋るかと言うと、そういう訳でもなく、その時その時で自分の出番の長さは変わります。 その日は比較的早く僕の出番が訪れ、残り1時間は聞いてるだけ、みたいな状況でした。会議自体は順調に進み、最後の発表者が発表を終え、最後に全体の質疑応答と来週の議題の確認をするフェーズに入った頃です。 思いもせず襲ってきた早いヤツ。 海外ドラマとかで言うとシーズンの終わりか新しいシーズンの冒頭くらいでキャストの中の一人が殺されるくらいの大事件だが、敵としてはそこまで最強感のないスペックです。 キャストが死ぬのは物語を盛り上げる為だったり、シーズン頭だと大人の事情で契約更新に失敗したとかそういう事情があるんだよ、と言った、必然性と言うよりは妥協の産物のようなものです。 当然ながら、会議がそのフェーズですので、あと5分10分で終わるのは間違いないし、何しろ自宅に居る訳でトイレの場所に困る事もありません。更に好都合な事に当日は自宅には僕一人。家族がトイレに籠っててピンチ、という可能性もありません。 と・こ・ろ・が。 会議の司会が最後の締めに掛かったところで、あ、急に思い出しちゃったので最後に一つ質問良いですか?といい出すお客さん。質問先は僕。 さほど難しい質問ではなかったので回答したものの、どこか上手く伝わらず回答が疑問を生む負のスパイラル。 こうなると物語は急展開し、例のタイマー値が急に短くなります。 自信満々の主人公が仕掛けられた爆弾の青い線を切った時のアレです。残り時間5分だったタイマーが急に1分に。 お客さんの質問は止まらないし僕の便意も収まらない。 いよいよ椅子にジッと座っているのもシンドイ感じになってきたので、上の空で回答をしながら、その更に上の方でどのようにこの事態を乗り切るか最終手段の検討に入ります。 Plan-A会話の最中か否かに関わらず、急に席を立ってトイレに行く、5秒で出して5秒で拭いて戻ってくる。沈黙は想定10秒 Plan-BMacBookごとトイレに行く。自分の声の反響具合が変わってしまう可能性は高いが会話が途絶する可能性は無し。 しかしPlan-Aは5秒で出し切るという論理的な根拠に乏しい。そういう時に限ってキレが悪いというのもよくある話だ。 Plan-Bはこのトークの冒頭で書いた「想像以上に集音性能の良いマイク」問題がある。軽快に会話をしながら豪快な爆裂音をプロジェクトメンバーとお客様に披露する事になる。しかも大音量で反響付き。 どちらを選択すべきか悩みながら、なんとか会話を終わらせようと努力するも謎に盛り上がる会話。なんなら他のメンバーも会話に参加して大議論大会みたくなっている。もうこんな会議どうでもいい。うんこがしたい。 悶絶する俺。終わらない話。迫りくるタイムリミット。Twenty-Fourのあのタイマーの音付きで苦悶の表情を浮かべる僕の顔でも想像してください。 ここで如何に冷静さを失っているかを説くと、普通にリモート会議に回線トラブルはつきものリモートワークが故の背後の家族が起こす事件や突然の宅急便とか さほど失礼ではない状況で、会話を中断する方法はいくつも存在するのに。 何故無理なPlan-AとPlan-Bで頭を悩ましたのか。ここに僕の冷静さが皆無に等しい状況であった事を想像するのは容易い事でしょう。 最終的にはギリッギリで会話が終わったので転がるようにトイレに入ったものの、手順間違い※が発生しちょっとだけ汚れたパンツを嫁に気づかれないように自分で洗濯する羽目になりました。 ※脱ぐ・座る・開放の順序を誤ったの意味 まさか家の中でここまで追いつめられるとは、という終焉感を感じたエピソードでした。ちなみに「出ちゃう」という状況になった後は、正直どんだけ括約筋が強くても止められないと思うんですよね。 人生で何度かガチのうんこ漏らしを経験しておりますが、正直「出ちゃう」となった後に括約筋のみで抗ったところで動けないんですよ。 確かに筋肉でうんこは止められるのだが、全神経がケツの穴に集中しているのでそれを維持したまま歩くという行為が出来ない。 つまり、「詰み」です。 詰んだらもうどうにもなりません。 みなさんも早いヤツ、には十分ご注意ください。

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